【浦安】資本主義を学びに行こう。
ネズミ狩りの時間だ。
目的地は千葉県浦安市、某オバケネズミが牛耳る恐怖のデスキングダム。シーの方。
残念ながらオッサンには女子高生が書くようなキャワワワ!!ミッキィヤヴァーイ!!!パレードチョータノシィ!!!みたいなことは書けない。バンキシャ的な視点で王国の裏側を見ていこう。
(箇条書き的な感じになるかもやけどそこはご愛嬌ということで許してネ)
まず我々を迎えるのは不気味に聳え立つ地球儀。曇天の中に佇むその姿はなにか不吉なものを我々に予感させる。
↑THE EARTH
入場料は7400円。なんというぼったくり。通天閣なんて700円やぞ!10回も通天閣行けるぞ!
↑王国の番犬。この笑顔の裏に何億円もの金が注ぎ込まれてきたのだろうか。
某火山の中を駆け抜けるアトラクション。いきなり物凄い長蛇の列。何がそこまで人を掻き立てるのか。
↑ぶっちゃけ配給に並ぶ難民の列状態。
某コースターに並んでいるとネズミの国の住人(キャスト)に謎の調査カードを渡される。資本主義社会の権化たるこの国のマーケティングの片棒を担いでしまった事実に心が打ちひしがれるが、治外法権状態のこの国では、逆らうと東京湾の藻屑になりかねないので大人しくキャストに従う。ちなみに報償は何もなかった。許すまじ夢の王国。
↑メルカリで売ればマニアに高額で売れそうな気もする。
ちなみに素直に今回感心したアトラクションは「タートル・トーク」
内容は簡単に言うとカメがアドリブで喋る。
そのアドリブ力が凄い。どんな無茶振りな質問にも即答。ある客(guestと呼ばないと王国的には許されないらしい。これが言論統制)、がこう質問した。
「最近得た中で最も良かったのは何ですか」と。
爬虫類に聞くにはなかなかに酷な問いだが、カメは即座にこう答えた。
「みんなの笑顔だな」
イケメンかよ。
このアドリブ力は大泉洋でも難しいだろう。
↑問題のカメ。なんともセクシィな表情だ。流し目がなんともエロティックだ。
さてさて、このディズニーシーは古今東西現実空想様々な土地をテーマにしたエリアに区切られている。
例えば、
イタリア
古代メキシコ
中東
海底王国
火山地帯
アメリカ
まぁ、つまるところ何が言いたいのかというと、
ネズミは全てを支配する
その証として至る所に点在するこの紋章。
いわゆる隠れミッキー、奴はどこでも我々を見ているのだ。
↑真のディズニー教徒は全ての隠れミッキーの位置を把握していると言うのだから恐ろしい。
ただ残念なことにまだ王国の主を見ていない。主見ずして帰るとか何事か、と思いきや出てきた主。超遠いし、よく見たら女帝の方だがこの国の最上階級はネズミ様なので問題はない。
↑ミニー女帝から発せられる膨大なオーラによって空間が歪んでしまっている(ブレた)
↑なんのエモみもない昼食のカレー。皿に思いっきりハウス食品提供と書いてあった。王国も外部勢力の侵入には手を焼いているのだろう。
このように様々な角度から王国の恐ろしさを思い知った僕だが、某アトラクションの壁に書かれていたこの言葉を最後に残そうと思う。
↑エモミガフカイ
今日からまーた仕事だがなんとか生きていこう。なぜなら人生は素晴らしき冒険旅行だから!そう言い聞かせないとね!ありがとう国王陛下!!!マンセー!マンセー!
…はっ、もしかして洗脳された…??
やっぱり恐ろしい国である
↑闇夜に包まれ更に怪しくなった地球儀を背に王国を去る。